空飛ぶチンアナゴの統計解析日記

統計解析を嗜むチンアナゴのメモ帳です

Affinityは学会ポスターの作成ツールとしてどのくらい使えるのか?

affinity.serif.com
結論から言うと弱点をわかっていれば問題なく使えますよと言う話
パワーポイントからちょっといいソフトへのステップアップとしてはおすすめ
(バージョン2.1は持ってないのでバージョン1での話です)

Affinityの苦手なところ

縦書きの文章と凝った日本語の組版

これだけは本当にどうにもならないです。残念ながらバージョン2になってもほとんど改善されておらずという声をよく聞きます。
もちろん単位として級(Q)や歯(H)も使えないからミリ単位での文字の調整がすごくめんどくさいのはパワーポイントとそんなに変わらず。
日本語の組版に凝りたいのであれば素直にadobeに課金した方がいいというのは基本的に変わらないみたい。

トンボの問題

これも実はめんどくさい。いわゆる日本式のトンボが使えないので印刷所から嫌がられることもあります。
もっともみんな大好きキンコーズではトンボなくてもOKどころか裁ち切りすらいらないので、実を言うとそこまで問題にならなかったり。
最悪「断ち切り分、大きく作ってそれで入稿すればええねん」という話ではありますので、あまりそこは気にしなくてもいい場合がほとんどかと。

まとめ

苦手なところさえ理解しておけば、だいたい使えるツールであることは間違いありません。
それこそ海外の学会に出すのであれば日本語の組版機能なんてそもそも不要なわけですからね。
また、だいたい学会のポスターは横書きということを考えると無理してadobeに手を出す必要はないけど、パワポよりもいいものを使いたいという方にはおすすめなツールのように思えます。